カードゲーム初心者の遊戯王マスターデュエル体験記

カードゲーム初心者の遊戯王マスターデュエル体験記 ゲーム
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こんばんは…なみきつねです。

「遊戯王」というカードゲームをご存知ですか…?アニメや漫画も展開されているのでカードゲームに興味がない方でも一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか!

そんな有名な遊戯王…今回は、そのオンラインゲーム版である「マスターデュエル」を遊んでみたので感想を書いてみようと思います!

感想!…の前に

感想を書いていくのですがその前に、私の遊戯王経験値について触れておきます…。

はじめに書いてしまうと、私はカードゲーム初心者です。

その昔、子供の頃には紙の遊戯王を遊んでいました。当時はコンボなんて考えず、とにかく攻撃力が高いカードや、強そうな効果を持つカードを詰め込んでデッキを組んでいました。もちろんそんなデッキで勝てるわけもないのですが、それでも友達とのデュエルは楽しかったのは覚えています。

しかし時間が流れ生活環境も変わると、カードに触れる機会も減っていき、最近はたまにSNSで流れてくる遊戯王の話題を目にするくらいで、界隈からはすっかり離れてしまっていました。

そんな、実質カードゲーム初心者が遊戯王に舞い戻り、オンライン版のマスターデュエルに挑戦した感想を書く…というのが、この記事です!

余談ですが…「たまにSNSで流れてきた話題」で覚えているのは「メイドでドラゴンなテーマが追加された」や「思い出の中で最強禁止カードだったサンダーボルトが制限解除された」といったものです…今思い返すとこのような話題により、無意識下ではずっと気になってたのかもしれません。

閑話休題。この記事を書くために、しっかり100時間遊んできましたので、初心者目線で感じたことを書いていきたいと思います。遊戯王を遊んだことがない方や、私と同じように過去に遊戯王を楽しんでいた方に向けて、何かをお伝えできればと思います!

遊戯王自体の感想

まずは、遊戯王自体の感想について書いていきます。

先ほども書いた通り、子どもの頃は深く考えずに遊んでいましたが、ちゃんと遊んでみると、自分と相手のカード、駆け引きがパズルのよう…というのが率直な感想でした。子供の頃は「友達と遊んでいる」から楽しいという感じだったのですが、今は自分と相手が、それぞれいつ何のカードを使うのかを考えるのが楽しいです。

昔は友達がいたのk……いえなんでもありません。

対戦以外にも素敵ポイントがあり、それはテーマやカード自体のデザインです。

遊戯王カードにはすでに10,000種類以上のカードが存在しており、その中にはさまざまなテーマがあります。さきほど「メイドでドラゴン」なテーマが追加されたという話を書きましたが、それ以外にも動物や歴史、神話、童話、星座、UMA、妖怪、恐竜、植物、機械、おもちゃ、VTuber、料理、天気…etcと多種多様なものが元ネタになっているのです。さらに、イラストが面白かったり、名前がダジャレや言葉遊びになっているカードなんかもあり、何が元ネタになっているのかを考えるのも楽しい要素となっています。

また、カードに登場するキャラクターも魅力的です。キャラクターは細かい設定やストーリーを持っていたりして、それらを追いかけるのも楽しい要素となっています。カードにするだけなら不要そうな「設定」ですが、いくつかのカードではストーリーが続いているので、そのストーリーを想像するのも楽しいです!

今年発売された遊戯王初の設定資料集「YU-GI-OH! CARD GAME ART WORKS」も、気づいたら購入していました!

Yu-Gi-OH! CARD GAME ART WORKS 書影
Yu-Gi-OH! CARD GAME ART WORKS 書影

私が遊戯王にハマった理由は、この設定やストーリーが刺さってしまったからかもしれません。私が最初に組んだデッキも設定モリモリでした!

カードの強さでデッキを組むのも良いですが、自分の琴線に触れたカードのテーマでデッキを組むと、戦うだけでない面白さを感じることができます!100時間以上遊んだ後でも、見たことのないテーマのデッキを組んでいるプレイヤーがいて、遊戯王のテーマの幅広さとプレイヤーのこだわりを感じることができました。

マスターデュエルならではの魅力

そんな遊戯王のオンラインゲーム版であるマスターデュエル…紙の遊戯王とは違った魅力について書いていきます。

一番の魅力はなんといってもアナログゲームではないということだと思います。

遊戯王のルール、とくにカードのテキストは「コンマイ語」といわれるほど難解なものになっています。しかしマスターデュエルはそれらの難解な処理を自動的に行ってくれるので、安心してプレイできます。思い返すと子どもの頃は独自ルールになっていましたが…マスターデュエルならはその心配はありません!正しく遊ぶことができるというのは、初心者にとっては大きなメリットだと思います。

初心者向けという点では、ソロモードがあるというのもうれしいポイントです!

ゲーム画面 ソロモード チュートリアルとテーマストーリー
ゲーム画面 ソロモード チュートリアルとテーマストーリー

ソロモードでは、遊戯王の基本的なルールや初歩的なテクニックを学ぶことができます。また作成したデッキの試してみたり便利に使うこともできます。さらに、いくつかのテーマではストーリー動画も楽しめます。動画はYouTubeにもあがっているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください!動画といえば…KONAMI animationさんの設立と25周年動画も話題になっていましたね!まだ見ていない方はこちらもぜひ!

魅力の話を戻しまして…オンラインで対戦できるというのも大きな魅力です。マスターデュエルはPCやスマホ、PlayStationなどさまざまなプラットフォームを越えて遊ぶことができます。私はPCにSteam版を、スマホにもアプリ版をインストールしているので、同じアカウントでどこでも遊ぶことができます!ただ…ちょっと遊びすぎてスマホからはアンインストールしようか悩んでいます…。

あとは、デッキの作りやすさという点も魅力に感じています。最初はソロモードやミッションでたくさんのジェムがもらえるので、それでパックを買うことができ、不要なカードがあればそれをポイントに引き換えて、そのポイントから欲しいカードを生成することもできます。これらを活用することで最初の1,2テーマであれば好きなものを作ることができます。

ゲーム画面 ストアテーマごとに分かれたカードパック
ゲーム画面 ストアテーマごとに分かれたカードパック

今回記事を書くために調べてはじめて知ったのですが、デッキを作る場合は「汎用カード」と呼ばれる複数のテーマにまたがって使いやすい強いカードを作るのが良いらしいです。私はそれを知らず、それ以外のところに資源を使ってしまいました…もし遊び始める方がいれば、少し調べてみてから始めるといいかもしれません!

最後に、これはここまで挙げたものよりも、さらに個人的な感想になりますが…。

私はソシャゲ(ここでは「課金とガチャ収集要素」があるゲーム…くらいの意味です)をやらないのですが、その理由の1つに「サービスが終わったらすべて消えてしまう」というものがありました。ですが、遊戯王マスターデュエルをプレイしてみて、カードを物理的に持たなくていいというのは、物が捨てられない私にはむしろメリットかもしれないと感じました。子供の頃に集めたカードはまだ持っていますし、たくさんのカードを集める必要がある遊戯王では、これはかなりのメリットだと思います。もちろん物理的なカードを持つ楽しさもありますが、私のような人にとっては、この点はかなり大きな魅力だと感じました!

…以上が、マスターデュエル、ひいては遊戯王の魅力と感じた点でした!

どうして遊戯王を始めたのか?

最後におまけとして、なぜ今、遊戯王に手を出したのかについて書いてみたいと思います。

今回、遊戯王に手を出したのは、もちとん昔遊んでいたことはあります。しかし、それが直接のきっかけではなく、実はYouTubeで偶然見た動画がきっかけだったりします…。

関連しそうな動画を見た覚えがないのにオススメ動画に表示され、なぜかその動画を開き、見事に刺さった私は、久しぶりに遊戯王をやってみようかな…と思い立ったのでした…。それがこちらのチャンネルさんの動画です。

こちらはいわゆる「ゆっくり実況動画」系のチャンネルです。検索してみると遊戯王やマスターデュエルの動画を投稿している方はたくさんいます。しかし、こちらの動画は「ゆっくり霊夢」が初心者の役回りで初歩的な質問を投げかけてくれるので、私のような知識がない人にも分かりやすい構成になっています。それに加え、登場人物たちのやりとりがおもしろかったり、編集の工夫があったり…楽しそうに遊んでいる様子を見て、自分もやってみたくなったのだと思います。よかったらこちらの動画も見てみてください!

素敵な動画をありがとうございます…!

おわりに

初心者の私が100時間プレイして感じたのは、遊戯王はやはりおもしろいということです。対戦の駆け引きの面白さや、さまざまなテーマでデッキを組む楽しさは、子どもの頃に感じていたものとはまた違う魅力がありました。それに加え、マスターデュエルではオンラインでいつでも遊べる点や、気軽に楽しめる点も大きな魅力で…それらをひっくるめて遊戯王が25周年を迎えるのも納得の面白さでした!

最後に…プレイ時間が100時間を超えたタイミングでこの記事を書き始めたのですが、書き終えた今、400時間になっていました。

Steam画面 プレイ時間396.9時間スマホを足すと400時間を超えr...
Steam画面 プレイ時間396.9時間スマホを足すと400時間を超えr…

もし少しでも興味を持ったなら、ぜひ皆さんも遊戯王マスターデュエルを遊んでみてください!